ベジハート株式会社

自分でも改善点を発見でき、農業という仕事がより魅力的に

福岡県久留米市

  • 従業員数:11〜50名
  • 売上規模:1億〜3億円

*

ベジハート株式会社は水菜、小松菜のほか、ほうれん草やナス、とうもろこしなどを生産しています。3代目となる、伊藤賢一郎さん(同社 代表取締役)が代替わりしたのは2021年。感覚に頼った生産のコツを社員にどう伝えるか。悩みはじめたとき、果実堂テクノロジーと出会いました。伊藤さんは水分管理や生産工程の見直しによって、「マインドが変わった」と断言します。

目的
  • 生育ムラをなくし、生産効率を上げたい
  • 毎年起こる水害に負けることなく、企業としての土台を確立していきたい
  • 技術の標準化を行い、社員が誰でもできる農業にしたい
課題
  • 表面が乾いたら潅水という水分管理のやり方の見直し
  • 工場の作業工程における無駄の改善
効果
  • 適切な水分管理により雑草の抑制、収穫時の作業効率アップ
  • 工場レイアウトを見直し、時間あたりのパック数1.4倍に
ベジハート株式会社

企業紹介

ベジハート株式会社(福岡県久留米市)

売上高 1〜2億円
従業員数 17名(パート、外国人実習生含む)
創業年 2015年法人化
栽培区分 有機栽培、特別栽培、慣行栽培
作物 水菜、小松菜、ほうれん草、ナス、とうもろこし
URL https://vegeheart.jp/
2022年4月取材時点
  • *
  • *
  • *
  • *
*

土の状態を可視化し、水分管理を徹底。 作業効率を上げることに成功

果実堂テクノロジーさんと生産から出荷までを見直したときに、一番重要だと感じたのは「水分管理」です。それまで当社の潅水方法は、ハウスの横を車で通りかかって「乾いているな」と感じたら水を掛ける、という考え方で行っていました。

しかし果実堂テクノロジーさんからのアドバイスで土の状態を可視化。今はスコップを持って土の中の状態を確認し、適宜潅水を行う方法に変えました。潅水の回数は増えましたが、それによって収穫時のサイズや品質のムラが少なくなりました。規格外の野菜を取り除く作業が減り、作業効率は随分上がっていると感じています。

さらに、雑草(スベリヒユ)の発生もぐんと少なくなりました。スベリヒユは土が乾燥すると生えてきやすくなることから、土壌に適した水分があれば生えにくくなると果実堂テクノロジーさんに伺い、半信半疑でしたが、社員から「社長、雑草が生えなくなりましたよ!」と言われたときには、「本当だったんだ!」と思いました(笑)。

* *

製造ペースが1.4倍以上に劇的変化! きっかけは「たった2時間の現場視察」

新たな視点を得られたのもすごく大きかったですね。従来の業務においては、1人ひとりの熟練度や根性論でどうにかなると考えていました。しかし、果実堂テクノロジーさんのアドバイスで工場ライン全体を見直すと、無駄が多いことに気づかされ、自分の考えが覆されました。

たとえば、ほうれん草のパッキング作業では、ラインの一部にほうれん草が溜まってしまうことがありました。当時はそのポイントだけを見て、作業が滞っているスタッフに対して「急いでやろう!」といった働きかけをしていましたが、あまり効果はなく、目に見えた改善はありませんでした。

しかし、果実堂テクノロジーさんと一緒に全体を見通して、人員や機械の配置を調整してみると、作業の滞りがほとんどなくなりスムーズになりました。1時間あたり700パック製造のペースが1,000パックと1.4倍以上の変化を得られました。毎日見ているはずの私たちが気づけなかった改善点を、たった数時間で解決してもらったことに驚き、自分自身の視点の切り替えのきっかけにもなりました。

この「全体を見通して、必要なものと不要なものを見極める」といった視点は、生産から出荷までのすべての工程に当てはまります。自分の中にその視点が育ってくると、「この問題点を変えるには?」といった、ボトルネックを探し、その課題を解決する意識が生まれます。新たな改善点が明確になってくると、「農業」というものをより楽しく感じられるようになりました。

*
*

通ってきた道だからできるコンサル。 農業の面白さ、楽しさを次世代に伝えたい

これまで色んな講演会やセミナーなど参加してきましたが、こんなに腑に落ちたのは初めてです。実際に通ってこられたからこそ、たった数時間でも実践的で的確なアドバイスができ、私たちが納得できるのだと思います。

果実堂テクノロジーさんと一緒に組むことで、土台をしっかり作って行きたいと考えています。新たなチャレンジが次のチャレンジを生む…そういった手応えを強く感じています。それまで難しいと感じていた有機JAS登録認証にも乗り出すことができました。

地域の農業を盛り上げるためには、私たち後継者世代が「農業は面白い!」という姿勢を積極的に体現していくことが必要です。農業の面白さ、楽しさを次の世代に伝えられたらと考えています。

弊社担当者から

マニュアル化は難しいとされていた農業界で「型」を提案しています。伊藤さんのように経験を積み重ねてこられた農業法人がこの「型」を取り入れることで、経営規模の拡大に即効性があります。これからも力をあわせて、農業を盛り上げていくのが楽しみです。

Contact

「新しく農業を始めたいが何をすれば…」「経験や勘に頼らず収穫量を多くしたい」といった農業に関するお悩みをお持ちの方に、解決法をご提案いたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

サイトマップ

Kajitsudo Technology Co.,Ltd

BACK TO TOP